外構工事の土留にかかる費用と内訳!費用を抑える方法も紹介
2024/10/27
こんにちは!愛知県内を中心に外構工事の提案と施工を行っております株式会社AI建です。外構工事で土留めが必要になり、その重要性や費用について理解できていますか?傾斜地や高低差のある敷地では、土留めは欠かせない工事です。この記事では、土留め工事の基本から費用の内訳を解説していきます。
目次
土留めの基本知識
土留めとは?
土留めとは、土を留めること。つまり、土砂崩れや流出を防ぐために構造物を設置することをいいます。特に傾斜地や高低差がある場所で行われ、土地の安定を保つ役割があります。外構工事を行う際には、土留めがないと雨や風で土が流れ出し、地盤が不安定になり、安全性が損なわれるリスクがあります。
土留めと似ているもの:違い
土留めと似た工事に「擁壁工事」や「法面保護」があります。これは土留めとは異なる目的で使用されます。
・擁壁工事:擁壁はコンクリートで作られた大規模な工事です。建物や道路を支えるために行われます。建物の荷重を支え、安定させるための役割を持っています。
・法面保護工事:法面(のりめん)とは、傾斜した地形のことを指し、法面保護工事では、その表面を保護し、土壌が流れるのを防ぐ工事です。高速道路などで使用されているのを見たことがあります。構造物ではなく、植生やコンクリートなどで覆うことが多いです。
土留めが必要な理由
1.土地の安全性を確保するため
傾斜や高低差のある土地では、雨風によって土砂が流れやすく、地盤が崩れる危険性があります。土留めを設置することで、このリスクを防ぎ、建物や庭の安全性を維持します。
2.隣地や道路の保護
土砂の流出が周囲の建物や道路に影響を与える場合、土留め工事を行わないと法律的な問題が発生することもあります。隣家と自宅の間に高低差がある場合や外構に階段を設置する場合は、土留めが必須です。
土留め工事の種類
コンクリートブロック
コンクリートブロックは、強度と耐久性が高く住宅地でよく使われる土留め方法です。比較的施工が簡単で、費用も抑えられるため、多くの家庭で使われています。土留めの高さが1m以下の場合は、コンクリートブロックの使用が一般的です。
石積み
石を使って土留めを行う方法です。自然な景観を作り出すことができるため、デザイン性を重視する方に人気です。戦国時代にもあった伝統的な工法で、耐久性が高いですが、材料費や施工費が高くなります。
擁壁コンクリート
大型の土留めや高い強度が必要な場合は、擁壁コンクリートが使われます。鉄筋が埋め込まれているものもあり頑丈で耐久性が高いです。重機を使った大規模な工事になるため費用が高くなる傾向があります。
レンガ積み
レンガを使った土留めは、施工が簡単で費用を抑えることができます。デザイン性も高く、住宅の景観に合った外観を作り出すことができます。
外構工事の土留めにかかる費用
土留めの費用相場
土留め工事にかかる費用は、工法や材料によって異なります。平均的な費用相場は、1㎡あたり15,000円~50,000円程度です。
・コンクリートブロック:1㎡あたり約15,000~25,000円
・石積み:1㎡あたり約20,000~40,000円
・擁壁コンクリート:1㎡あたり約30,000~50,000円
・レンガ積み:1㎡あたり約10,000~20,000円
土留めの費用内訳
土留めの費用には、次のような項目があります。
・材料費:使用するコンクリート、石、レンガなどの費用
・施工費:工法に応じた職人の作業費用
・基礎工事費:地盤を整え、基礎を作り上げるための費用
・重機使用費:重機を使う場合に発生する費用
・デザイン費:美しい景観を重視した場合のデザイン料。
まとめ
土留め工事は、外構工事の中でも土地の安全性を保つために重要な工事です。工法や材料によて費用が大きく異なりますが、複数の業者に見積もりを依頼することで、費用を抑えることができます。適切なプランを立てて、予算内で外構工事を成功させましょう!
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