コンクリート外構工事の期間短縮法!乾燥期間と要因
2024/10/16
こんにちは!愛知県内を中心に外構工事の提案と施工を行っております株式会社AI建です。外構工事でコンクリートを使用する際、施工期間や乾くまでに必要になる期間が気になる方も多いのではないでしょうか。なかでも、歩行や駐車ができるようになるまでの期間が気になりますよね。この記事では、コンクリートのしくみから、施工にかかる期間、施工期間を短縮する方法を解説します。
目次
コンクリートの基本情報
コンクリートのしくみ
コンクリートは砂、砂利、セメント、水を混ぜ合わせて作られます。混ぜ合わせることで化学反応が起こり、硬化します。コンクリートは外構工事だけでなく、橋などの大型建築でも使われるため強固で耐久性が高い特徴があります。また、長期間わたって使用できるため、幅広い場所で活躍しています。
~材料~
・セメント:コンクリートを固める役割を担っています
・砂利・砂:混ぜることでより強度を高めることができます。
・水:セメントと化学反応を起こす役割です。
・混和剤:コンクリートの流動性を高めたい場合に使われます。
乾いていないコンクリートに触れた場合
コンクリートが手や皮膚に直接触れると、皮膚の刺激ややけどを引き起こす可能性があります。万が一触れた場合はすぐに水で洗い流してください。
コンクリートの施工期間
コンクリートが固まるまでの期間
コンクリートが乾燥して硬化するまでには、一定の時間が必要になります。乾燥するためには、気温や湿度の外的要因もあります。一般的には次のような期間が目安となります。
・表面が乾燥する期間:通常1~2日程度で表面が乾燥します。内部の乾燥や強度を高めるためには、さらに時間が必要になります。
・歩行が可能になるまでの期間:通常2~3日程度で人が歩けるようになります。ただし、天気や気温により時間がかかることがあります。
・車の駐車が可能になるまでの期間:車両の重量に耐えられるようになるには、通常7~10日程度かかります。この期間が不十分だとコンクリートにひびが入る可能性があります。
・内部が固まる期間:コンクリートが完全に硬化し、最大の強度を得るまでには28日程度かかります。この期間を経て初めて本来の耐久性を発揮します。
コンクリートが固まる要因
コンクリートが固まる時間は、いくつかの要素によって左右されます。ここではその要素を紹介します。
・気温:気温が高いほどコンクリートの乾燥が早くなります。急速に乾燥するとひび割れの原因になるため注意が必要です。暑い時期にはこまめに水をまいたり、寒い地域では凍結防止剤を使用するなど、気温に応じた対策が必要です。
・湿度:湿度が低い場合は乾燥が早まります。上記同様、乾燥が早すぎると表面にひびが入ることがあります。乾燥を均等にするためにはシートで覆ったり、水をまくと効果的です。
・混和剤:混和剤によって、乾燥時間や強度が異なります。使用することで、乾燥期間が短縮されるため、急ぎの工事に向いています。
・コンクリートの厚み:コンクリートの厚みによって乾燥時間が異なります。厚い層のコンクリートは内部まで乾燥するのに時間がかかるため十分な期間が必要です。
・施工環境:直射日光が当たる場所や風通しの良い場所では、乾燥が早くなります。
コンクリート乾燥期間を短縮するための秘策
早強コンクリートの使用
早強コンクリートは、通常のコンクリートよりも早く硬化する特性があります。おれにより、施工期間を大幅に短縮できます。
メリット
・短期間で強度が出るため、工期を短縮できます。
・低温環境でも硬化を早めることができます。
デメリット
・通常のコンクリートよりもコストが高いです。
・急速に硬化するため、扱いに注意が必要です。
まとめ
コンクリートを使用した外構工事では、施工期間や乾燥のタイミングが重要です。適切な乾燥期間を確保することで、耐久性の高い仕上がりを得ることができます。コンクリートが固まる要因や早強コンクリートを活用すれば、工期を短縮できます。
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