カーポートを設置したい！外構工事で失敗しないコツをご紹介

こんにちは！名古屋市を中心に住宅などの外構工事に携わらせていただいておりますAI建です。今住んでいる建物に、カーポートを設置したいと考えている方はいませんか？どんなカーポートがいいのか、どんな視点から選ぶ事でより満足度の高い外構工事を依頼することができるのかという疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は外構工事でカーポートを設置する際のコツについてご紹介していきます。この点はしっかりと考慮した上で設計を進めていきましょう。

まずは、どんな広さのカーポートにするかという点は特に重要です。一度設置したら、中々取り換えるという事はしないのが一般的です。そのため、将来を見据えた上で必要になりそうな台数分が停められるカーポートを設置できることが理想的です。今車を停める台数が多いからといって極端に大きなカーポートを設置しても、5～10年後にはそれぞれ独立や車を手放すなどし、そのカーポートの広さが不要になるケースもあります。反対に、今1台しか車を所有していないからといって1台分でカーポートを設置することによって、所有台数が増えた際にカーポートの支柱が邪魔をしてしまい、もう1台を駐車することができなくなってしまう可能性もあります。ゆく10年程度先を見据えて、必要な広さのカーポートを検討していきましょう。

次に、カーポートには近年様々なメーカーからたくさんのデザインの製品が登場しています。どんなデザインのものを選ぶかによっても、その外構部分だけではなく、住宅全体の雰囲気を左右するものになります。住宅全体のバランスを見た上で、雰囲気を壊す事のないカーポート選びをすることで、より統一感のある外構工事を行う事ができます。

また、その候補になっているカーポートを実際にその土地に設置したと想定する場合に、実用性の部分と利便性の部分がクリアできているかどうかは特に重要な部分です。台数を多くしたいと、その外構部分にはそぐわないくらいギリギリに設置した場合、他の外構部分が機能しなかったり、車同士の車間が保てない場合があります。また、設置するカーポートの種類によって、その外構において動線をふさいでしまったりすることで利便性がかけてしまう可能性がないかという点も十分に検討しておきましょう。実用性・利便性といった両面をクリアできるカーポートを選んでいきましょう。

カーポート、実は防犯面も意識しなければいけないってご存じでしたか？カーポートを設置することで、2階のベランダに上りやすい環境を作ってしまうケースもあるのです。そのため、設計時にそういった距離感を把握して検討しておくことも重要です。カーポートを設置した事でベランダに届いてしまわないか、1階の軒を伝って上がれてしまわないかを十分に検討しておきましょう。また、これは自宅だけではなく、近隣の住宅においても配慮しておくことが大切です。自身の敷地に設置するカーポートのせいで近隣宅に犯行を及ぼしやすい環境を整えてしまうことがないように、様々な視点から検討していきましょう。

今回は外構工事でカーポートを設置する際のポイントについて解説してきました。いずれにせよ、一度設置したカーポート、中々交換する機会も訪れないものであることに間違いはありません。どんな製品にせよ後悔ないように様々な視点から確認し設計していくことをオススメいたします。