外構工事のデザインはこう決めていこう！優先順位をご紹介

こんにちは！名古屋市を中心に住宅などの外構工事に携わらせていただいておりますAI建です。自分たちが長く住んで行こうと考えるお家の外構工事であれば、その重要度は結構高いものになりますよね。費用も掛かるからこそ、後悔することがないように、全体的なデザインを決めていきたいと考えるものではないでしょうか。そこで今回は外構工事におけるデザインについて、優先順位を付けつつポイントをご紹介していきます。もちろん、ご自身たちの中で譲れないポイントに対して妥協することなく、優劣を付けながら予算にうまく落とし込める点を見つけていきましょう。

まず、外構工事全体を想像する際に把握しておきたいのは、全体を考えつつ実際に動いている想像をすることです。その決められた範囲内の外構部分において、必ず必要になるのは、

• ポスト
• 敷地境界線
• 駐車場

この3点です。

この3点を考えつつ、外構としてほしいものを取り込んでいく形になりますが、いずれにおいてもただ敷地内に入れ込めればいいというものではありません。いずれも、使いやすい状態であるかどうかは必ず重要なポイントになります。例えばポスト。郵便屋さんが来たときに、いちいち門扉をくぐって玄関の真ん前まで郵便物をいれに来てもらうような動線では不便極まりないですよね。駐車場も、ただ車が止まれるだけでは、実際の乗り降りの際に扉が当たってしまったり、十分に開け閉めができないともなると、不便さが際立ってしまう外構になってしまいます。そういった失敗を防ぐためにも、欲しいと思う外構の部分に対し、本当に充分に動けるスぺースを確保できるかどうかという視点で検討していきましょう。

次に気を付けて考えておきたいポイントは、外部からの視線です。室内から道路が見えるような立地の場合には特に注意しておきたいです。部屋の中で生活をしていても、外部に人の行き来を感じやすい場合では気を抜けないケースが起こり得ます。そうなってしまわないように、あらかじめどんな目線からでも外部の視線を感じにくい様な外構を設計しておくといいでしょう。これは、室内からの視線だけに限らず、外構部分でのプライベート時間を大切にしたい場合でも、洗濯物を干す際の視線でも同様です。よりプライベートな部分だからこそ、囲い込んでしまう方法だけではなく、うまく視線を隠す事ができる。そんな外構工事の設計を柔軟に行っていきましょう。もちろん、専門知識も必要な点は多々ありますので、そういった相談にも柔軟に乗ってくれる外構工事業者であれば安心ですね。

最後に、欠かせない点がこれ。その外構工事で行う完成像は、今後長期間に渡り長く安心して続けられるものになっていますか？これには、製品選びや素材選びが欠かせないという事になります。例えばウッドデッキを設置しようとする場合、選ぶ素材が人工木の場合、定期的に防腐剤の塗布の手間が必要になります。植栽で緑のある外構を設計した場合には、1年を通しシーンごとにしっかりと管理をしていかなければ、完成時の状態を維持することは出来ません。完成させる事だけが外構工事のゴールではありません。自分たちの生活の中に組み込める、面倒ではない外構工事をプランニングしておくといいでしょう。

今回は外構工事を設計する際のデザインについて解説してきました。もちろん、理想的な凝った外構にすることはとても楽しいものです。それをより後悔しないためにも、しっかりと機能面も考慮して考えていきましょう。