外構工事でブロック塀を設置する際の注意点について
2024/08/30
こんにちは!名古屋市を中心に住宅などの外構工事に携わらせていただいておりますAI建です。外構工事を検討していく際に、ブロック塀を使用しようかと考えるシーンがあります。このブロック塀、使用することでの注意点はあるのでしょうか?安全かつ機能面的にも考慮したブロック塀の注意点について今回は解説を行っていきます。
目次
ブロック塀の外構工事
どんな特徴があるのかな?
メリットは費用の安さとメンテナンス度の低さ
まず、ブロック塀を用いた外構工事のメリットとしては、その費用の安さとメンテナンス頻度の低さにあります。ブロック塀はフェンスなどに比べ費用が安く抑えられるという特徴を持っている為、外構工事にかけられる費用のうち、目隠しや敷地境界線に当たる部分への費用を軽減する事に貢献できます。また、ブロック塀は日光などの影響を受ける事で劣化してしまうといった事がないため、定期的な塗装や補修などのメンテナンスがかからない点がメリットにもなります。
デメリットは圧迫感と倒壊の可能性
反してデメリットは、ブロック塀で外構工事を行う事で、圧迫感を感じやすくなるという点でしょうか。ブロック塀だとどうしても無機質な感じの印象を受けやすく、また、その存在感から工夫を行わないと圧迫感を感じやすくなってしまいます。合わせてデメリットとして考えられるのはこの倒壊の恐れがある点。メリットとしてメンテナンスの手間があまりかからないとはお伝えしましたが、そうはいっても何十年もすれば徐々に劣化は進みます。ブロックとブロックのつなぎ目の部分が劣化しだす事で徐々に全体的な強度が弱まり、災害時、特に地震が発生した際に合わせて倒壊してしまい危険性を秘めています。
ブロック塀工事の注意点
どんな点があるのかな?
設置高さに注意する
ブロック塀を外構工事で設置する場合には、その高さに注意をしましょう。建築基準法によって、鉄筋の有無にかかわらず、ブロック塀は地面から2.2m以下で収めることと決められています。ブロックを基礎として、その上に目隠しフェンスを行う場合にも同様に、地面から目隠しフェンスの高さ上限が2.2m以内に収まるように施工しましょう。また、ブロック塀を使用する際に、その壁の厚さについても定めがあります。高さが2m以下の場合には厚さ10cm以上、高さが2m以上の場合には15cm以上にするという細かな決まりがあります。いずれも強度を保つための決まりになりますので、しっかりと規定内に収めるように外構工事を検討しましょう。
基礎工事をしっかりと行う
また、ブロック塀の外構工事において特に重要なのは基礎の部分になります。ブロック塀を設置する際、地面にただおいていくだけでなく、地面からしっかりと埋め込み、設置していくことで、ある程度の高さのあるブロック塀でも強度を持って設置することができるのです。この基礎がしっかり施工できない事で、完成後の万が一の倒壊や劣化の原因にもなってしまいますので、施工に自信のある外構工事業者に依頼を行うようにしましょう。
定期的に確認は行っておこう!
ブロック塀は定期的にメンテナンスを繰り返す手間が少ない方です。ですが、一切のメンテナンスが不要というわけではありません。ブロック自体は劣化しにくい無機でできていますが、ブロックとブロックを繋ぐ部分は劣化していきます。定期的にブロック塀全体を見まわし、亀裂やひび割れが生じていないかを確認しておくと安全です。
外構工事でブロック塀を使用するなら注意点を守ろう
まとめ
今回は外構工事でブロック塀を使用する際の注意点について解説してきました。費用軽減にも役立てる事ができるブロック塀。特徴と注意点を十分に理解した上で外構工事に取り込んでいけるといいですね。
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